調理をするときは
原則すべて加熱!
肉や魚はもちろん、豆腐や果物もすべて初めはは加熱してから与えましょう。電子レンジでも大丈夫です。
調味料で味付けはしない!
1才を過ぎるまでは砂糖や醤油は不要です。野菜本来の味を覚えさせてあげましょう。昆布だしやカツオだしを活用して味をつけるのはOKです。
固さ、大きさは赤ちゃんの発達に合わせる
食べる機能の発達に合わせて食材の切り方、調理方法を変えていきましょう。
衛生面に気をつける
食中毒予防のため、調理前にはよく手を洗い、食器は清潔なものを使いましょう。スプーンなどは大人と別のものを用意します。大人の虫歯菌が移る可能性があるため、同じものを使わないでください。
また食後は赤ちゃんの口周りや手についた食べかすをガーゼ等でよく拭き取って、肌荒れ防止に気をつけましょう。
はちみつを使わない
はちみつに含まれるボツリヌス菌は食中毒の危険が高いので、1才になるまでは使いません。子ども用のおやつなども食品表示をしっかり確認しましょう。
牛乳を飲用で与えるのは1才を過ぎてから
消化機能が未発達な時期に牛乳を与えると、お腹を下したり鉄欠乏貧血になることがあります。調理に使う場合は、8ヶ月ごろから加熱して使用できます。ただし、アレルギーがないか初めは少量で注意しながら使用しましょう。
果汁は不要
赤ちゃんの栄養源は母乳やミルクなので、離乳食開始前に果汁・ジュースをあげる必要はありません。果汁・ジュースなど甘いものを早い時期から与え過ぎると、母乳・ミルクの量が減り、低栄養や発育不良につながりやすいこと、離乳食を早期に与えると消化不良を起こしやすいことや肥満になりやすいという報告があります。